先ずは仕事を「楽しめる」ところに立つことが、
とても大切であるように思う。
でも、
それは、どんな場所なんだろう?
そして、
どうすれば、そこに立てるんだろう?
前回からの続きです。
以前、僕の尊敬するデザイナーに
「学ぶこと、学んだことも大事
でも、一番大切なのは、
楽しむこと、楽しめることだよ。」
という言葉をもらったことがありました。
その時は、「まあ、もうちょっと肩の力抜いて気楽にいこうよ」
みたいなことかな?と思っていました。
「根詰めても仕方ないからさ」みたいな。
今考えると、全然意味わかってなかったんです。
それ以前は「楽しむ」ことと「楽しめる」ことの意味なんて、
考えたこともなかったし、
自分が結構辛い時期でもあったりして、
「仕事なんて楽しくなくてなんぼじゃ!」みたいな発想もあったり、
確かに今考えると、
「サロンが楽しくないんです・・・」って言って悩んだり落ち込んだり辞めていった
スタッフは結構いたと思う。サロン自体暗かったし、凄く。
暇な日は暗く、忙しい日はピリピリ。
その時はハッキリ言ってスタッフの求めてる
「楽しい」の意味が全然解らなかったです。
「楽しくしたい」=「甘え」みたいなね。
だから逆に、
「アシスタントのうちから楽しいわけないやろ!」とか、
「お客さんもついてないうちから、なに楽しもうとしてんねん!」とか、
そういう発想が美学!みたいなね。
その分自分も全然楽しくなかったですよ。
ていうか、イライラの毎日です。
スタッフが何を求めてるのか、その「感じ」がわからなかったし、
スタッフに「結果」ばかり求めていて、
プロセスを共有するとか、そんなのは、共有なんていらなくて、
自分の力で「成る」もんだ、と。成れるもんだと思ってました。
(今でも強くそう思ってる部分は少しあります)
でも、「なんかこのままじゃあかんような気がする・・。」
という感覚は、最初のうちは小さかったんですけど、あったんです。
危機感並みにそれが大きくなったのは、
ほんとここ最近です。正直。
で、今、どうかというと、
なんとなく、みんなが言ってた「楽しくない」感覚や
「楽しい」感覚がわかってきたような気がしています。
2月にホイルワークの強化月間として、
毎朝全員で集まって練習したんですけど、
これが結構楽しかったです。
全員で、同じことをやるというのが、
こんなに楽しいもの?だったっけ・・・?と、
単純に少し感動してましたし、
いつもより早起きなんで朝辛いんですけど、
反面、結構楽しみでしたし。
結果遅刻者ゼロです。
ということは、みんなも結構楽しんでたんだと思います。
優勝者を決めてもらったんですけど、
その優勝者が奥田くんというスタッフだったんですけど、
僕は、密かにちょっとうるうるくるぐらい嬉しかったです。
(まあちょっと悔しさもありましたが・・(嘘))
なんで、こんなに楽しかったかというと、
同じ時間、同じ場所、同じ目的、の3つが揃ったからだと思います。
あんまり揃うことないから。特に「同じ目的」っていうところが。
じゃあ、サロンを楽しくしようと思ったら、
まあ同じ時間、同じ場所はそれはそうだから、
目的が同じじゃないと、楽しくはならないんですね。
スタッフがその店に5人いたら、5人ともの目的が同じだったら
楽しくなってくるんだと思います。
できる?
かな?
続く・・・
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