美容室に行くことは、
歯医者に行くのとは
楽しみ度合いが180度違うと思う。
(歯医者は例えで、
肩が上がらないから治しにいくとか、
健康診断にいくとかもそうだけど)
僕らは国家資格のもと働いているし、
薬品や刃物を扱うから、
たしかに危険はあるのだけど、
お客さんからすれば、
治療しにくる、わけじゃない。
マイナスをゼロにしにくるんじゃない。
物理的にそうだとしても、
気分的には違う。
=俺たちはドクター的な部分と
エンターテイナー的な要素、
ま、2と3と両方あったほうがええゆうことやね。
ゼロに戻す部分は戻してあげて、
最終的には、なお、適度な高揚感もあったほうが、
いい。
MA MAISON PRIVEE DE REVES の住人は、
館内にどれだけたくさんのゲストがいたとしても、
そのゲストがいまプラスマイナスの
どのあたりかなー、
今、私が担当しているゲストは
どのあたりに来てるのかな~
とゆう察する気持ちを持って。
「この人は今マイナスの部分やから
不安そうなところは
わかりやすく説明するで」
と。
「やっとマイナスの部分が終わったな」
と。
「こっからがプラスや。雰囲気かえるで」
と。
「仕上げが今日の決め手だぜ」
と。
これがスタイリスト+アシスタントの
チームで出来ていると、
うちはお客さんにとって
もっと素敵な心地よいMAISONになる。
かける言葉も気持ちに近くなる。
とてもあたりまえのことのように
きこえるけれど、
なかなかやりがいあります。
ゲスト1人1人に、
きれいになってゆくストーリーが
確実にあります。
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