非日常はとてもシンプルな日。
新しくて感動的。
楽しくて刺激的。
難しいのは日常。
なぜなら、理性だけでは遣り切れず
煩悩と、
しかも自分だけでなく、相手の煩悩とも
付き合わなくてはいけない。
きれいごとだけでは済まない。
美容師にとって
サロン・ワークは限りなく日常的になりやすく、
お客さまにとっては非日常。
お客さまの非日常に耐えうる日常を
我々は用意する必要がある。
自分の日常で
相手の非日常を演出する。
そうし合って、世の中は廻っている。
自分の日常をできるだけ非日常にするための手段として
強弱のある非日常を常に加えることが有効的だけど、
日常の本質を見つめることの方が先だよ。
これから始まる日常を
客観的に見つめる時間。
それを日常が始まる前に作ること。
ほぼ日手帳を前に
美味しいコーヒー飲みながら。
日常を取り巻くものに感謝の気持ちが湧いてくるには
30分はかかる。
お客さまとは何か
空間とは何か
スタッフとは何か。。。
その後、
自分の[Today to do] を考える。
同じように見えても
一日一日は少しずつ変わるから
同じ一日は無いから
毎日やったほうがいいね。
だからコーヒーは美味しくないとだめね。
僕らが持っている世の中から見て非凡なものは
技術の力だ。
丁寧で手際の良い仕事。
そこに掃除の力や笑顔の力や
喜ばそうという気持ちの力があって
初めて相手の気持ちは
僕らの日常を非日常として受け入れてくれる。
「夢のような時間だった」とか
「リフレッシュできた」とか
「ありがとう」とか言ってくれる。
STAFF
朝を大切にしましょう。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。