その問題は
誰の問題なのか。
例えば
売上が上がらないから困っているのは
そのスタイリストではなく
経営者だ。
だから、
そのスタイリストの売上が上がらないことに対する
問題の所在地は
経営者にある
なのに
さぞその子が困るかのように
その子に問題があるかのように
その子は別に困ってないのに
じゅうぶん充実しているのに
こっちの問題をそっちへ移動させてきた
自分の意思で受け取るはずの問題なのか
移動されてきた問題なのか
どれがどれだかわからなくなってしまって
やるべきことが両手に溢れて
それでも次から次へと降ってくる
やるべきことでいっぱいになって
どの問題も解決しなくて
いっぱいいっぱいになって
結局
自信を失う
問題を移動させたことの結末
いっぱしの美容師になろうとするなら
やるべきことは山ほどある
と思うのは今だから言えるのであって
その時は
やるべきこと=やりたいことだった
やるべきことは
やりたいことの袋のなかに入っていた
それが
いつも間にか
やりたいことの袋から
やるべきことが溢れてくると
進めなくなる
どうしても
背負いすぎると進めない
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