美容師になる
美容師の仕事を続ける
ということは
店の中にいても外にいても
ヘアのことを、考えのどこかに置きながら過ごすということだ。
毎日が調子の良い日じゃないからこそ
毎日することが大事なんだと思う。
そうやって実際の筋肉に負担をかけ、
一般の方よりもはるかに多くの時間を
ヘアについて考えることによって
ふつうではない
プロとか職人と呼ばれる形に変形していくのだと思う。
僕はこの仕事をはじめて26年になるけれど
なにも考えなくても手が勝手に動く時期と
なぜか時間がかかってしまう時期がある。
そして手首が痛い時と
痛くない時がある。(実は今痛い)
それは顧客にはわからないと思うけれど
いまだにこの気持ちとこの身体が
美容師という仕事から反作用を受け
変形していこうとしている証拠だと思う。
続く
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