「信頼する」ことと
「信頼を得る」ことの関係
伸び盛りの時期なのに、伸び悩むスタイリストが、います。
そのスタイリストは、例外なく なんとか自分の指名客を増やそうと、
お客さまからの「信頼」を「得よう」としています。
信頼を得るために、
スタイルを外さないよう、失敗しないよう、
お客さまの機嫌を損ねないよう、
気に入ってもらえるよう、
緊張しています。
本人からしたら
「頑張ってるつもり」 なんだけど、
同時になんとなく不安そうに見えます。
そして(楽しそうとは対極の)苦しそうにも見えます。
そしてそれはお客さまに伝わっています。
お客さまからしたら そのスタイリストに担当されることで感じることは
「この美容院 なんか落ち着かない・・・
この美容師さん なんか伝わらない・・・」。
つまり、美容師側が得ようとしているお客さまからの「信頼」とは
本人が頑張ろうとすればするほど、遠い存在になっていて、
それが近づいてくればまだ救いはあるんだろうけど、
どんどん今より離れていっている状況になってしまっている。
そういう状態で、たとえばどんなツールを使ってアピールをしたとしても
どんどん離れていくだけ。
そして結果が出ない。
でも それが、「伸びるスタイリスト」と「伸び悩むスタイリスト」の
違いであり、実力です。
「考え方」×熱意×能力=実力(結果)
どれかひとつでもゼロとかマイナスだと、
他の2つをいくら持ってようが、結果はゼロかマイナスである。
(だよね?森さん)
仕事に対する熱意も スタイリストになるために何年もかかって習得した技術も 私たちのクライアントであるお客さまに伝わっていなことになります。 自分が培ってきた能力に自身が持てなくなったり、 持っていたはずの熱い想いが冷めてきたり、 よくいう 負のスパイラルに自ら入っていきます。 お客さまの「期待」や「信頼」を犠牲にしながら・・。 そして、伸び悩みます。 今、結構います。
結果的には
そうすると、悩むのが得意な「伸び悩むスタイリスト」は
そして、そういうスタイリストは、
つづく・・・
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