スタッフの岸くんも行ってましたが、
合間を縫ってやっと行けました、
「堂島リバービエンナーレ2009」
建物自体も素敵だし、ロケーションも最高です。
堂島川の対岸では、西村が行ってきたシルク・ドゥ・ソレイユの会場http://kalelachambre.blog121.fc2.com/blog-entry-63.html があります。
アジアにおける最大級の国際美術展から選りすぐった26展が展示されています。
今回が第一回目だそうですが、
普通、準備に1年~1年半かかるところを、
約半年で仕上げたそうです。
アートディレクターは
森美術館館長の南條史生さん
そしてキュレーターは、世界的に有名なアーティスト
村上隆やアラーキーを世に出した、窪田研二さん。
先ずはツェ・スーメイ「語られた多くの言葉」↓
そして、トマス・オチョア「シジフォスの神話」↓
ディン・Q・リー「農民とヘリコプター」↓
シュー・ビン「魔法の絨毯」↓
チャーリー・ニジンソン「漂流する人々」(映像)↓
ジェーン・アレキサンダー「真理と信義、そして正義」↓
アジアのアーティストの作品をこうやってみたことがなかったのですが、
メッセージ性の強い作品が多く、とても新鮮な感じでした。
今回は時間がなかったので、説明文などを読まずに廻ったのですが、
どの作品も、視覚的に理解不能ではない、けどコンテンポラリー(商業的)な感じもない、
訴えかけられる部分が非常に環境的、政治的、社会的であったように感じました。
サントリーミュージアム休館に象徴されるように、
大阪は、こういった視点からのアプローチをうける機会がとても少ないように思います。
「水の都」もいいけど、
アートは、コミュニケーションの手段のひとつとして
絶対に必要なんだということを強く感じた祭典でした。
次は2011年に開催予定だそうです。
今から楽しみです。