前に進むということは、
先ず、自分の中のもやもやと押し問答して、
そのもやもやの正体を知るところから始まると思う。
もやもやと自分がわからないことが自分の中に居座っている状態で、
なにかを発することはできない。と思う。
無理やりに発したとしても、そこは腑に落ちた空気感にはならないんだろう。
そして、その人は口下手になっていくのだろう。
そうならないためには、「沈黙」という表現が必要なのだ、と思う。
もちろん、いろんな種類の沈黙がある。
■わからないから沈黙している。
■そこより前に進みたくないから。そこじゃないから、沈黙している。
■この空気感で話したくないから沈黙している。
大切なのは、その沈黙は自分自身の表現だと自分自信が知っていることだ。
そして、相手もそれを理解していることが、いいことだと思う。
「あー、この人のこの沈黙は、この人の今の表現なんだな~」と。
「もう少し戻ってほしいんだな~」と。
だいたいの人は、(本当は)黙っている。
「状態をみる」、ということは、沈黙をみることからはじめると
すこしずつ前に進み始めるんじゃないかなーと、思う。
MA MAISON PRIVEE DE REVES は、住人にも、ゲストにも、
そんな心遣いをしていきたい。
沈黙していたあなたに、「ずるい!」とか言って、ごめんなさい。
「黙ってちゃわかんねーよ!」、とか言って、ごめんなさい。
あなたが、沈黙するしかない空気を作ってたこと、ごめんなさい。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。