アシスタントとのコミュニケーション・ツールとして、
交換月誌みたいなものをやっていて、
あるアシスタントの月誌の中にこんな言葉があった。
全体をよくわからずに、
ただ与えられていることをやるだけでは
みんなはまとまらない。
お店はこういう目的に向かっていて、
今はこういう状態だから、
こういうことを、こういう姿勢でやっていく。
というのを、共有できていると、
自分もこの先を創っていく一員だ
という意識がうまれて、
みんなが同じ方向を向いて進む。
ただついていくだけじゃなくて、
自分でも創っていく。
この気持ちをみんなが持っていることが
大事だな~。
言葉にできるかできないかは別にして、
これは、みんなが持っている、
本当に正直な気持ちじゃないかな~。
MA MAISON PRIVEE DE REVES は
「思いをカタチ」にしてゆく。のだけど、
その、「思い」の部分が認識できて、
なおスタッフで共有できていなければ
行動のしようがない。
行動がマニュアルや習慣だけで支配されると、
最初にあるはずの「人の役に立ちたい!」
と思うエネルギーが分散してしまって、
結局どこにもたどり着けない。
目的に向かって進む というのが、
もともと人が持っている本能だとすれば、
その目的を明確にすることが大切だ。
「思いをカタチに」というのは、
ウチの姿勢を表わす言葉だ。
だから、まずは思いを明確にして、
それを認識してもらって、みんなで共有してもらって、
そこからが人としてのバイタリティが輝きを放つ出番だ。
培ったもの、経験、センスが生きてくる。
ドラマだって生まれるかもしれない。
涙や笑いがあるだろう。
噛みごたえのない場所には、
目的もないのだ。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。