暑い日がきた。
ウチのバックヤードは西向きだから、
昼をすぎるとかなり温度が上がる。
クーラーはまだつけない。
こんな時だから、
汗かきながらご飯食べるのもいいでしょう。
こんなに暑い日でも、たくさんのお客さまが来てくれる。
暑くなると美容室はお客さんが増えるのだけど、
例年以上に新規のお客さまが多い。
新しい出会いがそれぞれのスタイリストにあるのだと思うと、
どんな風に広がっていくのか、興味津々であるが、
ここは任せて一歩引いて見守る。
さて、撮影である。
ここ最近、伸び盛りのスタイリスト達の必須として
撮影の機会を増やすことを推奨している。
規定の回数を行わない者に対しては
ペナルティを課すほどに、推奨している。
それは推奨とは言わないか・・
キョウセイでもスイショウでもどっちでもいいや。
とにかく撮影をたくさんしていこう。とゆうことに
MA MAISON PRIVEE DE REVES はなっている。
なぜなら、
イメージをカタチにすることを、
もっとトレーニングしていきたいからだ。
イメージとカタチのあいだには、
意外と大きなギャップが存在している。
これは、イメージと行動のあいだにもあるもので、
行動したり、作りはじめてみないと
みえないもの気づかないものが、本当にたくさんあるのだ。
これまで、
やりたいから、やる。
つくりたいから、つくる。とゆうことが、
モノづくりの最上級だと思っていたけれど、
それは単にプロセスに過ぎない。と思った。
人は、僕は、弱い部分があるから、
やらない理由をどんどんつくり出せる。
時間がない。モデルの都合があわない。
予算がない。身体がしんどい。
そんな気分になれない。
あの人もやっていない etc...
本人にとっては立派なやらない理由。
でも、
環境、境遇さえ揃えば、そうゆう「やらない理由」は
オートマティックにスルーされる。
やらない理由ばかり考えることに、とても飽きました。
飽きたかわりに、答えも出ました。
「本当は楽しくはならないはずの段階を、
ムリに楽しいものにすり替えようとしている」
美容師の本質は、
目の前にいる人を、今よりも美しくしたり、
修整したりすること。
喜んだり嬉しかったりするのはその結果だから、
先ず、その「美しい」「かわいい」「かっこいい」を
イメージして、カタチにできなければ、お話にならない。
ストーリーの一番おもしろいところが抜けていては
C級映画以下である。
イメージをカタチにすることは、
美容師の本質であり、ストーリーのメイン・ディッシュだ。
「きれいになった」がなければ、
メインの料理がないフランス料理みたいなものだ。
(メイン料理だけとゆうのも、
これはストーリーがないから
価値が薄くて面白くないから、なしね。)
イメージをカタチにすることを、
トレーニングするだけ。
楽しければよし。楽しくなくても、
楽しみはその先にあるもんだから、問題なし。
足らない機材はいっぱいあるけれど、
自然光も5Dも、レンズだって16mm~100mmまである。
工夫すれば、なんとか撮れる。
撮影の雰囲気が大事だってことも
みんな知った。
その、トレーニング、クラス(基礎稽古)を毎日のように
続けるだけ。